家から近くて助かる。「キネマ旬報シアター」の上映がツボすぎて。

ちょっと前になりますが、柏のキネマ旬報シアターにまた行ってきました。しつこいようですが、取手から電車で12分です。


台湾のエドワード・ヤン監督の『台北トーリー』を観てきました。


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この監督の映画は初めてだったのですが、没後10年ということで、渋谷のユーロスペースでもやっていて、いまは阿佐ヶ谷のユジクでも上映しているようです。



 普段アジア映画をよく観ているわけではないのですが、同じく台湾のホウ・シャオシェン監督の映画は数本観ていまして。(台北にある、監督が建てた映画施設にも行きましたよ)そのホウ・シャオシェン監督が"主演"している作品が『台北トーリー』ということで、興味があったのです。


ホウ・シャオシェン監督が、わ、わかい…!公開は1985年ということで、そのころの台北を舞台にした男女の話です。他の国の出来事だけど、日本語が話されていたり、日本文化もかなり入り込んでいるんだな、と感じました。


ポスターに「ゴダールか、トリュフォーか」的なコピーがあったのですが、たしかにフランス映画っぽい気だるさ、神経質さ?がありましたね。深夜の都市に車が行き交う様子を、ひたすらマンションの壁に映る光で表現しているシーンが印象的でした。


この作品、当時の公開ではなかなか理解されなかったみたいです。たしかに、、万人にはおすすめできるわけではないですが、、細かい演出とかをじっくり観て妄想をふくらましていくとわりと長く楽しめる映画。興味がわいた方はぜひ!

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