なぜ東京から茨城に引っ越したのか、考えてみました。

2年前に書いていたものがでてきました。なんで茨城に引っ越したのか、ブログをはじめてちょっとたったとき、振り返りしてみようかと思って書いたものっぽいです。状況として少し違うところはあるものの、スタンス的に変わっていないな、と思ってちょっとのせてみます。

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とりあえず始めてみようということでスタートしたこのブログ。今のところ、いばらきでのくらし情報を発信(ざっくり…例外も多いし)していく形で続けておりますが、別にいばらき最強!とか思ってはいません。緑はたくさんあって静かですが、すごく田舎っていう感じではないですし、とはいえ店がたくさんあって便利というわけではなく(必要なものは揃いますが、当然ながら車必須)、中途半端です。



でも私にとっては、都内で今まで通りの仕事が続けられて、ある程度の広さのある庭付きの家を持つことができて、とにかく人がゴミゴミしていないところが良い。(お互いの両親の家が近いのもありましたが)前にも書きましたが、通勤時間は長くなったけど、今年に入って読んだ本は8月時点で70冊を超えました。(雑誌、絵メインの本含まず)行きたい時に銀座で買い物をしたり、阿佐ヶ谷などのミニシアターにも行っています。夫もわたしも好きな西荻窪や高円寺の居酒屋やカフェで昼から飲んだくれていることもあります。(中央線ばかりだな)



また、これは住む場所とは関係ない話で、個人の心の持ちようだとは思いますが、都内ではたくさん楽しいモノやコトに囲まれていたけど、なんか虚しかった。誰かがつくったものを観たり、味わったりするばかりで、完全に「受け手」になっていたような気がしていたのです。お菓子やパンをつくること、絵を描くことが好きだったのに、家が狭い、仕事や家事に追われて時間がない…というばかりで、プライベートでつくることをほとんどできていませんでした。それよりも外で面白いことやおいしいものがたくさんあって、そこに行って何かを体験すること=充実した時間だと思いこんでいたような気がします。いや、どこに住んでいようと創作活動している人はたくさんいますけどね!私は完全に“のまれていた”人間だと思います。。



引っ越してからは、キッチンも広くなって、まわりに誘惑も少ないので(いいのか悪いのか…)毎週末何かしらお菓子やパンをつくるようになりましたし、果物も安くたくさん手に入るのでジャムなどもよくつくるようになりました。ずっとやってみたかった野菜の栽培にも着手しております。これからは家の中の収納やインテリアもそろえたいですし、庭づくりも進めていくつもりです。つくりたいものがたくさん、です!



よそからいばらきにやってきた者で、まだ地元愛とか芽生えていません(笑)。だからこそ、ちょっと斜めから、暑苦しくなく、いばらきの良いところも悪いところもお伝えできるのではないかなぁと思います。「いばらきってどんな所だろう」「いばらきに家を建てたらどんな暮らしになるんだろう」と気になっている、いばらき以外の方にもぜひ読んでいただけたらなぁと思いつつ、もう少し続けていきたいと思います。

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